【3/11(金)開催フォーラム・参加無料】秘密計算が実現する安心・安全な企業間データ共有
秘密計算が実現する安心・安全な企業間データ共有
〜 国内外の様々な識者・ベンダが一堂に会する初のイベント 〜
AI技術などの進展に伴い、データが競争優位性の源となっています。グローバルでは巨大プラットフォーマーがデータを寡占しさらに企業価値を高める中、サプライチェーンなど事業者間のデータ共有や産官学を横断したデータ共有を活性化させることは我が国の重要な戦略です。
秘密計算とはデータを秘匿しながら処理できる技術です。秘密計算を用いると複数の企業や団体等が個々のデータ値を開示せずに互いのデータを共有・結合することが可能になり、新たな共創価値や社会価値の創造につながることが期待されています。
本フォーラムは、秘密計算に関するキーパーソン、ベンダーが集まる国内初のイベントです。技術や標準化の概要、最新の実証ケースの紹介などと共に、法制度の専門家含む様々な立場の識者によるパネルディスカッションを通じ、社会実装や活用促進の道筋と課題について議論します。技術担当部門はもちろんのこと、データ活用部門・事業開発部門や、初めて秘密計算を知るビジネスパーソンなどにも参加頂き、秘密計算の可能性を感じて頂ければ幸いです。
開催概要
日時 :2022年3月11日(金)13:30〜17:00
開催方法:Zoomウェビナー
参加費 :無料
定員 :300人
後援
一般社団法人日本経済団体連合会
一般社団法人日本データマネジメント・コンソーシアム
一般社団法人Fintech協会
一般財団法人情報法制研究所
参加方法
下記より、事前登録をお願いいたします。
フォームはZoomを利用しております。セキュリティ等によりアクセスいただけない場合は、事務局までお問合せください。
DSA事務局 info@data-soiety-alliance.org
https://us02web.zoom.us/webinar/register/9716449012075/WN_LOomCTrTTUC3585S23_Eyg
【個人情報の収集・利用・提供について】
お預かりした個人情報は、本イベントへのご参加の確認に利用させていただきます。
【第三者への提供について】
お預かりした個人情報について第三者に提供することは、ご本人様の同意がある場合又は法令に基づく場合を除きありません。
【個人情報保護方針】
当団体のプライパシーポリシーは以下のリンクを参照してください。
https://data-society-alliance.org/privacy-policy
プログラム
13:30〜 オープニング
主催者挨拶
一般社団法人 データ社会推進協議会 会長
東京大学大学院 情報学環・教授
越塚 登
オープニングメッセージ(秘密計算への期待)1
一般社団法人日本経済団体連合会 デジタルエコノミー推進委員会 委員長
日本電信電話株式会社 取締役会長
篠原 弘道 氏
オープニングメッセージ(秘密計算への期待)2
一般財団法人 情報法制研究所 理事長
新潟大学大学院 現代社会文化研究科・法学部 教授
理化学研究所 革新知能統合研究センター 客員主管研究員
鈴木 正朝 氏
開催主旨:秘密計算とは
一般社団法人データ社会推進協議会 利活用促進委員会
秘密計算活用WG 主査
竹之内 隆夫
14:00頃〜 招待講演
招待講演1:秘密計算の国際動向
MPC Alliance President and Co-Founder
Frank Wiener 氏
概要
MPC Allianceの活動紹介と、グローバル視点での秘密計算(Multi-Party Computation)の事業動向を説明。MPC Allianceは、約50社が加入する秘密計算(Multi-Party Computation)に関する国際団体です。
招待講演2:秘密計算に関する法的論点
一般財団法人情報法制研究所 理事
ひかり総合法律事務所 パートナー弁護士
板倉 陽一郎 氏
概要
本講演では,秘密計算に関する法的論点,特に個人情報保護法との関係を整理するとともに,米国や欧州での位置付けについての最新状況も提供する。
招待講演3:プライバシー保護連合学習技術の実証実験
国立研究開発法人情報通信研究機構
サイバーセキュリティ研究所 研究所長
盛合 志帆 氏
概要
本講演では、データそのものを外部に開示することなく、複数の組織内で連合学習を行うことができるプライバシー保護連合学習技術「DeepProtect」と、この技術を活用して5つの銀行と進めてきた不正送金検知の実証実験について紹介する。
招待講演4:秘密計算の普及に向けた課題と取り組み
国立研究開発法人産業技術総合研究所
サイバーフィジカルセキュリティ研究センター 首席研究員
花岡 悟一郎 氏
概要
本講演では、秘密計算の社会における普及に向けて、検討すべき課題の整理とそれらに対する具体的な取組み方や方針について議論を行う。
招待講演5:秘密計算に関する国際標準の動向について
ISO/IEC JTC 1/SC 27/WG 2 エキスパート
NTT社会情報研究所 研究主任
菊池 亮 氏
概要
秘密計算技術は安全なデータ流通に貢献できると期待されており、近年では国際標準化も始まっている。本講演では暗号技術の国際標準化の例や秘密計算の現在の標準化状況を、ISO国際標準などを中心に紹介します。
15:00頃〜 DSA会員企業による秘密計算実用化に向けた事例紹介
『プライバシー強化技術に関する取り組みのご紹介』
株式会社日本総合研究所
先端技術ラボ エキスパート 近藤 浩史 氏
概要
秘密計算を含むプライバシー強化技術に関する先端技術ラボの取り組み(①技術レポート発行、②技術検証の実施)について概要をご紹介いたします。
『NECの秘密計算に関する取組みについて』
日本電気株式会社
技術価値創出本部 衛藤 嘉之 氏
概要
秘密計算について適用シーンを事例を交えながら紹介するとともに、今年1月に発表した弊社の秘密計算ソリューションについて概要をお話します。
『秘匿情報管理サービス「匿名バンク」の導入事例』
株式会社日立製作所
研究開発グループ 東京社会イノベーション協創センタ
価値創出プロジェクト プロジェクトマネージャ 佐藤 嘉則 氏
概要
暗号化状態で機微情報を活用するクラウドサービスの実事例として、臨床情報収集、マイナンバー管理等を紹介する。
『秘密計算コンソーシアム主催2社と SBTの⽬指す秘密計算の未来』
株式会社Acompany
代表取締役CEO 高橋 亮祐 氏
株式会社EAGLYS
代表取締役社長/CEO 今林 広樹 氏
SBテクノロジー株式会社
経営企画本部 事業戦略室 シニアストラテジスト 福嶋 健二 氏
概要
秘密計算コンソーシアムを主催するAcompany及びEAGLYSの取り組み紹介と、コンソーシアム主催2社とSBテクノロジーの連携を通じて目指す秘密計算活用の未来を紹介
『秘密計算に関するNTTコミュニケーションズの取組み』
NTTコミュニケーションズ株式会社
スマートワールドビジネス部 スマートヘルスケア推進室
担当課長 櫻井 陽一 氏
概要
内閣府戦略的イノベーション創造プログラム AIホスピタルによる高度診断・治療システム、千葉大学附属病院との共同研究、クラウド型秘密計算サービス「析秘」等の秘密計算に関する取り組みを紹介します。
『デジタルガレージの秘密計算の取り組み』
株式会社デジタルガレージ
DGLab CTO (Security) 竹之内 隆夫 氏
概要
デジタルガレージが、秘密計算の社会実装に向けて進めている、秘密計算に関する業界団体活動・スタートアップ投資・実証実験などについて紹介します。
16:00頃〜 パネルディスカッション
テーマ『秘密計算の期待と課題、普及に向け今後求められるアクション』
パネリスト:
一般財団法人 情報法制研究所 理事
ひかり総合法律事務所 パートナー弁護士
板倉 陽一郎 氏
日本電気株式会社 NECフェロー
江村 克己 氏
一般社団法人日本データマネジメント・コンソーシアム 理事
田口 潤 氏
国立研究開発法人情報通信研究機構
サイバーセキュリティ研究所 研究所長
盛合 志帆 氏
ファシリテーター:
一般社団法人データ社会推進協議会 理事
若目田 光生
閉会挨拶
一般社団法人データ社会推進協議会 理事
若目田 光生
本件に関するお問合せ
お問合せフォームをご利用ください。
https://data-society-alliance.org/contact/