推奨モジュールの更新情報(2024年3月)

Kong Gatewayに関する更新情報

2024年03月04日に、Kong Gatewayのバージョン3.6.1がリリースされました。このバージョンには8件の更新が含まれ、その内訳は機能改善が1件、依存関係が1件、特徴が1件、不具合対応が5件でした。

更新情報のソース:https://github.com/Kong/kong/blob/release/3.6.1/changelog/3.6.1/3.6.1.md

機能改善

プラグイン

  • Opentelemetry: キューの最大バッチサイズを200 に変更しました。 #12542 KAG-3173

依存関係

コア機能

  • lua-resty-openssl を2.1 に更新しました。 #12669

特徴

構成

  • OpenSSL 3.xでは、1以下がデフォルトで無効になりました。 #12556 KAG-3259

不具合対応

構成

  • upstream_keepalive_max_requests オプションのconf.default ドキュメントでのデフォルト値を 1000 から 10000 に変更しました。#12648 KAG-3360
  • ssl_cipher_suiteを”old”とした場合、gRPCのTLS セキュリティレベルが0となるよう変更しました。#12616

コア機能

  • リクエストデバックの出力にルーターセクションの欠落があった問題を修正しました。 #12649 KAG-3438
  • ダウンストリーム接続が HTTP/2 または HTTP/3のストリームモードである場合のOpenResty アップストリームにおけるread_body() API 制限を取り消しました。 #12666 fti-5766 fti-5795

デフォルト

  • ulimitの設定が小さい場合に、lua-resty-timer-ngが利用可能なworker_connectionsを枯渇させてKong が起動できなくなるバグを修正しました。このバグを修正するためにlua-resty-timer-ng ライブラリの同時実行範囲を [512, 2048] から [256, 1024] に減少させました。 #12608 kag-3779 fti-5780

 

本ページに関する免責事項については、推奨モジュールの更新情報ページをご確認下さい。