利活用促進委員会

目的

利活用促進委員会は、データ社会を構成するすべての会員に対し、交流、情報収集、課題深堀り、実証、政策提言や情報発信、ユースケース検討など様々な場を提供することにより、会員のデータ活用活性化、会員間の連携やシナジー拡大を図り、会員の本業への貢献、我が国の産業競争力の向上、イノベーションの創出に貢献するこを活動目的とする。

活動内容

【会員交流促進】

会員交流活性化WG(旧マッチングWG)
会員の取り組み紹介を通じた会員間の課題共有の場を年数回提供

  • 様々な業種、立場の会員による取り組みや課題の発表、外部団体や有識者からの話題提供を通じ、会員間の課題認識の共有、連携機会を提供する。

調査・研究WG
セミナーやアンケートなどによる会員フィードバックや要望に基づき研究会の立上げを支援

  • データ利活用促進に関連する法制度や事例をセミナー形式で提供し会員企業の課題意識のフィードバックを得る
  • 会員アンケート、事例インプットに対するフィードバックから、会員の要望を取りまとめ、研究会の立上げを支援

【課題別検討】

データ倫理・プライバシー研究WG
データ倫理・プライバシー研究WG:研究会を数回開催予定 報告書、関連政策への打ち込み

  • レピュテーションリスク、プライバシーや人権対応等パーソナルデータ利活用における受容性課題について企業が具体的に取組むべき事項を検討。
  • 2020年度成果を基礎として、検討ケースを拡大し活用の指針をまとめる。

データ利用権取引市場活用WG
データ利用権を用いたデータ取引市場の実証を行う。

  • 2023年度、SIP第2期において開発されたデータ利用権取引市場システムを、DSAの管理するテストベッド環境下に構築・運用する。
  • 会員企業から参加を募り、テストベッド環境を用いデータ利用権取引市場におけるデータ取引実証を仮想的に実施し、その課題を洗い出す。

秘密計算活用WG
セミナーや会員企業による検討を年数回開催し、ユースケース整理と共に外部発信を行う。

  • 秘密計算活用ケースの検討と、課題の洗い出しを行う。
  • ホワイトペーパーの発行、講演イベント等により情報発信を行い、技術理解促進、活用ケース創出、座組の検討など。

RegTechWG

  • 金融分野における「官民データ活用共通プラットフォーム(RegTechエコシステム)」について前年度成果を基に社会実装の具体的方策を検討。
  • 情報発信を通じ、金融機関へのアプローチを強化する。

【ビジネス支援】

エビデンスに基づく価値創出WG
会員企業を募りワークショップを4回程度開催する。

  • ワークショップにおいて、ビジネスアイデアの記述や発想を支援するツールを利用し、参加企業のエビデンスに基づく価値創出を支援。
  • ワークショップの結果を踏まえ、手法やツールの新たな要件定義を行い、その成果を会員企業に還元。

成果

会員企業間、産官学のマッチングや新サービス創出のきっかけを提供。提言や報告書の共有や公開、関連政策への打ち込み、それらを通じた参加企業やDSAのプレゼンス向上や社会貢献。

スケジュール

各WGにおいて設定した成果に基づき、具体的スケジュールを検討し会員へ発信、参加募集を行う。開催の形態としては、外部ゲストや特別会員からの講師も想定したセミナー、課題や提言に関する討議、マッチングイベント、参加型ワークショップとなる。

ワーキンググループ

委員長

若目田 光生
株式会社日本総合研究所
リサーチ・コンサルティング部門 兼 創発戦略センター
上席主任研究員

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