[調査研究成果]データ取引市場参入・参加ガイドラインを公開しました。
データ取引市場は、世の中に遍在するデータと、潜在的なデータ利用者を、市場機能を用いて結びつけるための「場」として、データ流通の発展に寄与することが期待されており、団体設立以来、運営基準検討委員会を設置してそのあるべき仕組みについて議論してきました。
しかし、一方で、多種多様なデータ取引市場が乱立すると、データ取引の参加者にとって、利便性が低下するのみならず、データ取引市場に対する社会的な信用も失いかねません。そこで、DSAでは、データ取引市場を運営している事業者(予定者含む)に対して、DSAが考えるデータ取引市場が有すべき機能を整理し、その機能を実現するための要件を取りまとめました。
また、データ取引市場への参加者であるデータ提供者及びデータ受領者にとっても、データ取引市場に参加する場合の要件を理解するために有用であると考え本書を公開します。