DSAデータカタログ語彙

これは、一般社団法人データ社会推進協議会(DSA)のデータカタログ作成ガイドラインで使用する名前空間である。

  • このバージョン   https://data-society-alliance.org/ns/datacatalog/
  • 最新バージョン   https://data-society-alliance.org/ns/datacatalog/
  • 公開日                 2023年3月31日
  • バージョン          3.1
  • 著作権者              一般社団法人データ社会推進協議会 4011005007414
  • 作成者                 一般社団法人データ社会推進協議会 4011005007414

この語彙について

この語彙は、一般社団法人データ社会推進協議会(DSA)のデータカタログ作成ガイドライン で使用する語彙である。

名前空間URI

この語彙の名前空間URIは、https://data-society-alliance.org/ns/datacatalog/である。
以下の「語彙の定義」では、プレフィックスdsacatを使用している。

語彙の定義

以下の用語を用いて、語彙の定義を示す。

表1 語彙の定義に用いる用語の意味

用語 用語の意味
クラス名称 クラスについて、名前空間付きの名称で示す。
プロパティ名称 プロパティについて、名前空間付きの名称で示す。
見出し クラスやプロパティの理解を助けるための参考情報として日本語の表記を示す。
定義 クラスまたはプロパティの定義を示す。
値域 プロパティが取りえる値の範囲を示す。
使い方 クラスやプロパティの使い方、取りえる値に関する制限あるいは留意事項を示す。
出現回数 プロパティの出現回数を定義しており、以下の通りに表現している。

  • 「0..1」である場合、そのプロパティは省略する、または1つだけ持つことができる。
  • 「0..n」である場合、そのプロパティは省略する、または1つ以上いくつでも持つことができる。
  • 「1..1」である場合、そのプロパティは必ず1つだけ持つ。
  • 「1..n」である場合、そのプロパティは1つ、またはそれ以上いくつでも持つことができる。

凡例は、以下の通り。

  • 水色の表は、クラスの定義
  • 白色の表は、プロパティの定義

 

値域を表現する際に、以下のプレフィックスを使用して、W3C等の他組織の仕様(語彙)を参照している。

表2 値域に使用する他組織の語彙

プレフィックス 他組織の語彙
dct http://purl.org/dc/terms/
rdfs http://www.w3.org/2000/01/rdf-schema#
schema http://schema.org/
sosa http://www.w3.org/ns/sosa/

 

DSAデータカタログ語彙の定義を以下に示す。

1.データカタログ本体部で用いる語彙

1.1. 「カタログ」クラスで用いる語彙

 

項目No 101090, プロパティ:カタログの公開者(説明)

プロパティ名称 dsacat:publisher_explanation
見出し カタログの公開者(説明)
定義 「カタログの公開者」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「カタログの公開者」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..1

 

項目No 101110, プロパティ:カタログの作成者(説明)

プロパティ名称 dsacat:creator_explanation
見出し カタログの作成者(説明)
定義 「カタログの作成者」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「カタログの作成者」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..n

 

項目No 101130, プロパティ:カタログの対象地域(説明)

プロパティ名称 dsacat:spatial_explanation
見出し カタログの対象地域(説明)
定義 「カタログの対象地域」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「カタログの対象地域」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..n

 

項目No 101150, プロパティ:分類体系(説明)

プロパティ名称 dsacat:themeTaxonomy_explanation
見出し 分類体系(説明)
定義 「分類体系」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「分類体系」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..n

 

項目No 101170, プロパティ:カタログのライセンス(説明)

プロパティ名称 dsacat:license_explanation
見出し カタログのライセンス(説明)
定義 「カタログのライセンス」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「カタログのライセンス」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..1

 

項目No 101210, プロパティ:カタログの主分類(説明)

プロパティ名称 dsacat:theme_explanation
見出し カタログの主分類(説明)
定義 「カタログの主分類」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「カタログの主分類」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..n

 

項目No 101240, プロパティ:カタログの窓口(説明)

プロパティ名称 dsacat:contactPoint_explanation
見出し カタログの窓口(説明)
定義 「カタログの窓口」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「カタログの窓口」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..n

 

項目No 101260, プロパティ:カタログの関与者(説明)

プロパティ名称 dsacat:qualifiedAttribution_explanation
見出し カタログの関与者(説明)
定義 「カタログの関与者」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「カタログの関与者」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..n

 

項目No 101330, プロパティ:利用条件

プロパティ名称 dsacat:dataTermsOfUseForCatalog
見出し 利用条件
定義 カタログに関する利用条件へのリンクである。
値域 dsacat:DataTermsOfUse
使い方 カタログに適用される利用条件がある場合、それを記述するデータ利用条件部のインスタンスへのリンク情報を値として記載する。
出現回数 0..1

 

項目No 101340, プロパティ:データセットの利用条件

プロパティ名称 dsacat:dataTermsOfUseForDataset
見出し データセットの利用条件
定義 カタログに含まれるすべてのデータセットに適用される利用条件へのリンクである。
値域 dsacat:DataTermsOfUse
使い方 カタログに含まれるすべてのデータセットに共通して適用される利用条件がある場合、それを記述するデータ利用条件部のインスタンスへのリンク情報を値として記載する。
出現回数 0..1

 

項目No 101350, プロパティ:配信の利用条件

プロパティ名称 dsacat:dataTermsOfUseForDistribution
見出し 配信の利用条件
定義 カタログに含まれる全ての配信に適用される利用条件へのリンクである。
値域 dsacat:DataTermsOfUse
使い方 カタログに含まれるすべての配信に共通して適用される利用条件がある場合、それを記述するデータ利用条件部のインスタンスへのリンク情報を値として記載する。
出現回数 0..1

 

 

1.2. 「データセット」クラスで用いる語彙

 

項目No 103070, プロパティ:データセットの公開者(説明)

プロパティ名称 dsacat:publisher_explanation
見出し データセットの公開者(説明)
定義 「データセットの公開者」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「データセットの公開者」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..1

 

項目No 103090, プロパティ:データセットの作成者(説明)

プロパティ名称 dsacat:creator_explanation
見出し データセットの作成者(説明)
定義 「データセットの作成者」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「データセットの作成者」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..n

 

項目No 103110, プロパティ:データセットの提供頻度(説明)

プロパティ名称 dsacat:accrualPeriodicity_explanation
見出し データセットの提供頻度(説明)
定義 「データセットの提供頻度」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「データセットの提供頻度」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..1

 

項目No 103120, プロパティ:データセットのデータ処理

プロパティ名称 dsacat:datasetDataPreprocessing
見出し データセットのデータ処理
定義 このデータセットに対するデータ処理の内容を示す情報である。
値域 rdfs:Literal
使い方 このデータセットについて、適用しているデータ処理や、提供時に適用可能なデータ処理について記載する。
例えば、未処理/クレンジング/ノイズ処理/K匿名加工/その他など。
出現回数 0..1

 

項目No 103130, プロパティ:データセットの提供可能データ数

プロパティ名称 dsacat:numberOfDataItems
見出し データセットの提供可能データ数
定義 このデータセットについて提供可能なデータ件数の最大値を示す情報である。
値域 rdfs:Literal
使い方 このデータセットについて提供可能なデータ件数の最大値について記載する。
出現回数 0..1

 

項目No 103160, プロパティ:データセットの対象地域(説明)

プロパティ名称 dsacat:spatial_explanation
見出し データセットの対象地域(説明)
定義 「データセットの対象地域」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「データセットの対象地域」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..n

 

項目No 103190, プロパティ:データセットの対象期間(説明)

プロパティ名称 dsacat:temporal_explanation
見出し データセットの対象期間(説明)
定義 「データセットの対象期間」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「データセットの対象期間」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..n

 

項目No 103220, プロパティ:データセットの主分類(説明)

プロパティ名称 dsacat:theme_explanation
見出し データセットの主分類(説明)
定義 「データセットの主分類」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「データセットの主分類」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..n

 

項目No 103260, プロパティ:データセットの窓口(説明)

プロパティ名称 dsacat:contactPoint_explanation
見出し データセットの窓口(説明)
定義 「データセットの窓口」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「データセットの窓口」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..n

 

項目No 103290, プロパティ:データセットを生成した活動(説明)

プロパティ名称 dsacat:wasGeneratedBy_explanation
見出し データセットを生成した活動(説明)
定義 「データセットを生成した活動」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「データセットを生成した活動」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..n

 

項目No 103330, プロパティ:データセットのライセンス(説明)

プロパティ名称 dsacat:license_explanation
見出し データセットのライセンス(説明)
定義 「データセットのライセンス」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「データセットのライセンス」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..1

 

項目No 103380, プロパティ:データセットと関連するカタログの構成要素(説明)

プロパティ名称 dsacat:qualifiedRelation_explanation
見出し データセットと関連するカタログの構成要素(説明)
定義 「データセットと関連するカタログの構成要素」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「データセットと関連するカタログの構成要素」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..n

 

項目No 103400, プロパティ:データセットの関与者(説明)

プロパティ名称 dsacat:qualifiedAttribution_explanation
見出し データセットの関与者(説明)
定義 「データセットの関与者」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「データセットの関与者」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..n

 

項目No 103430, プロパティ:データ詳細

プロパティ名称 dsacat:dataDetail
見出し データ詳細
定義 このデータセットに関連するデータ詳細へのリンクである。
値域 dsacat:DataDetail
使い方 データセットに関連付けられたデータ詳細情報がある場合、それを記述するデータ詳細部のインスタンスへのリンク情報を値として記載する。
出現回数 0..1

 

項目No 103440, プロパティ:利用条件

プロパティ名称 dsacat:dataTermsOfUse
見出し 利用条件
定義 このデータセットに適用される利用条件へのリンクである。
値域 dsacat:DataTermsOfUse
使い方 データセットに適用される利用条件がある場合、それを記述するデータ利用条件部のインスタンスへのリンク情報を値として記載する。
出現回数 0..1

 

 

1.3. 「配信」クラスで用いる語彙

 

項目No 104070, プロパティ:配信のライセンス(説明)

プロパティ名称 dsacat:license_explanation
見出し 配信のライセンス(説明)
定義 「配信のライセンス」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「配信のライセンス」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..1

 

項目No 104140, プロパティ:データセットを配信するメディアタイプ(説明)

プロパティ名称 dsacat:mediaType_explanation
見出し データセットを配信するメディアタイプ(説明)
定義 「データセットを配信するメディアタイプ」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「データセットを配信するメディアタイプ」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..1

 

項目No 104220, プロパティ:配信データセットの利用条件

プロパティ名称 dsacat:dataTermsOfUse
見出し 配信データセットの利用条件
定義 この配信に適用される利用条件へのリンクである。
値域 dsacat:DataTermsOfUse
使い方 データセットの配信に適用される利用条件がある場合、それを記述するデータ利用条件部のインスタンスへのリンク情報を値として記載する。
出現回数 0..1

 

 

1.4. 「データサービス」クラスで用いる語彙

 

項目No 105070, プロパティ:データサービスの作成者(説明)

プロパティ名称 dsacat:creator_explanation
見出し データサービスの作成者(説明)
定義 「データサービスの作成者」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「データサービスの作成者」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..n

 

項目No 105090, プロパティ:データサービスの主分類(説明)

プロパティ名称 dsacat:theme_explanation
見出し データサービスの主分類(説明)
定義 「データサービスの主分類」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「データサービスの主分類」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..n

 

項目No 105130, プロパティ:データサービスの窓口(説明)

プロパティ名称 dsacat:contactPoint_explanation
見出し データサービスの窓口(説明)
定義 「データサービスの窓口」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「データサービスの窓口」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..n

 

項目No 105210, プロパティ:データサービスのライセンス(説明)

プロパティ名称 dsacat:license_explanation
見出し データサービスのライセンス(説明)
定義 「データサービスのライセンス」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「データサービスのライセンス」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..1

 

項目No 105230, プロパティ:データサービスの利用条件

プロパティ名称 dsacat:dataTermsOfUse
見出し データサービスの利用条件
値域 dsacat:DataTermsOfUse
使い方 データサービスに適用される利用条件がある場合、それを記述するデータ利用条件部のインスタンスへのリンク情報を値として記載する。
出現回数 0..1

 

 

2. データ詳細部で用いる語彙

2.1. 「データ詳細」クラスで用いる語彙

 

項目No 201000, クラス:データ詳細

クラス名称 dsacat:DataDetail
見出し データ詳細
定義 データ詳細部を利用して、データカタログ本体部のデータセットの種類に応じた詳細情報を示す際に、データ詳細部のエントリポイントとなる抽象クラスである。
使い方 このクラスを継承したクラスを定義し、データ詳細部のエントリポイントとする。また、このクラスと紐づけて詳細情報を示すためのクラスを定義して用いる。

 

 

2.2. センサデータ詳細情報

2.2.1「センサデータ詳細」クラスで用いる語彙

 

項目No 202000, クラス:センサデータ詳細

クラス名称 dsacat:SensorDataDetail
見出し センサデータ詳細
定義 「データ詳細」クラスを継承したクラスであり、データ詳細部のエントリポイントとなるクラスである。本クラスには、センサデータ詳細情報(センサを用いた観測活動で得られた動的データの詳細情報)を示すために、「観測活動」クラスを紐づけている。
使い方 データ詳細部としてセンサデータ詳細情報を示すためのエントリポイントとして用いる。

 

項目No 202010, プロパティ:観測活動

プロパティ名称 dsacat:observation
見出し 観測活動
定義 データ詳細部のエントリポイントにセンサデータ詳細情報を示すクラスのインスタンスを紐づける。
値域 sosa:Observation
使い方 センサデータ詳細情報を示すために、観測活動のインスタンスへのリンク情報を値として記載する。
出現回数 1..1

 

 

2.2.2. 「観測活動」クラスで用いる語彙

 

項目No 203070, プロパティ:観測活動に使うプラットフォーム

プロパティ名称 dsacat:platform
見出し 観測活動に使うプラットフォーム
定義 観測活動に使うプラットフォームへのリンクである。
値域 sosa:Platform
使い方 この観測活動で使用するプラットフォームの情報を提供するインスタンスへのリンク情報を値として記載する。
出現回数 0..1

 

項目No 203090, プロパティ:観測活動の期間(説明)

プロパティ名称 dsacat:phenomenonTime_explanation
見出し 観測活動の期間(説明)
定義 「観測活動の期間」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「観測活動の期間」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..1

 

項目No 203110, プロパティ:観測活動の場所(説明)

プロパティ名称 dsacat:spatial_explanation
見出し 観測活動の場所(説明)
定義 「観測活動の場所」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「観測活動の場所」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..1

 

 

2.2.3. 「観測特性」クラスで用いる語彙

 

項目No 206050, プロパティ:観測特性の単位(説明)

プロパティ名称 dsacat:qudt_unit_explanation
見出し 観測特性の単位(説明)
定義 「観測特性の単位」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「観測特性の単位」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..1

 

 

3. データ利用条件部で用いる語彙

3.1. 「データ利用条件」クラスで用いる語彙

 

項目No 301000, クラス:データ利用条件

クラス名称 dsacat:DataTermsOfUse
見出し データ利用条件
定義 データ利用条件部のエントリポイントとなるクラスである。
使い方 データ利用条件部としてデータ利用条件を示すためのエントリポイントとして用いる。

 

項目No 301010, プロパティ:契約ポリシー

プロパティ名称 dsacat:tradingPolicy
見出し 契約ポリシー
定義 データ利用条件部エントリポイントから契約ポリシーへのリンクである。
値域 dsacat:TradingPolicy
使い方 このデータ利用条件が記載の対象としている契約ポリシーのインスタンスへのリンク情報を値として記載する。
出現回数 0..1

 

項目No 301020, プロパティ:利用条件

プロパティ名称 dsacat:termsOfUse
見出し 利用条件
定義 データ利用条件部エントリポイントから利用条件へのリンクである。
値域 dsacat:TermsOfUse
使い方 このデータ利用条件が記載の対象としている利用条件のインスタンスへのリンク情報を値として記載する。
出現回数 0..1

 

項目No 301030, プロパティ:データ保護要件

プロパティ名称 dsacat:dataProtectionRequirements
見出し データ保護要件
定義 データ利用条件部エントリポイントからデータ保護要件へのリンクである。
値域 dsacat:DataProtectionRequirements
使い方 このデータ利用条件が記載の対象としているデータ保護要件のインスタンスへのリンク情報を値として記載する。
出現回数 0..1

 

項目No 301040, プロパティ:利用期間

プロパティ名称 dsacat:usagePeriod
見出し 利用期間
定義 データ利用条件部エントリポイントから利用期間へのリンクである。
値域 dsacat:UsagePeriod
使い方 このデータ利用条件が記載の対象としている利用期間のインスタンスへのリンク情報を値として記載する。
出現回数 0..1

 

項目No 301050, プロパティ:価格および請求

プロパティ名称 dsacat:pricing
見出し 価格および請求
定義 データ利用条件部エントリポイントから価格および請求へのリンクである。
値域 dsacat:Pricing
使い方 このデータ利用条件が記載の対象としている価格および請求のインスタンスへのリンク情報を値として記載する。
出現回数 0..1

 

項目No 301060, プロパティ:保証

プロパティ名称 dsacat:warranty
見出し 保証
定義 データ利用条件部エントリポイントから保証へのリンクである。
値域 dsacat:Warranty
使い方 このデータ利用条件が記載の対象としている保証のインスタンスへのリンク情報を値として記載する。
出現回数 0..1

 

 

3.2. 「契約ポリシー」クラスで用いる語彙

 

項目No 302000, クラス:契約ポリシー

クラス名称 dsacat:TradingPolicy
見出し 契約ポリシー
定義 データ販売を行うに当たり、どのような契約ポリシーを持つかを記載するためのクラスである。
使い方 契約ポリシーに関する情報を示すために用いる。

 

項目No 302010, プロパティ:契約形態

プロパティ名称 dsacat:contractType
見出し 契約形態
定義 契約形態を示す。
値域 rdfs:Literal
使い方 契約形態について自由形式のテキストで記載する。
※ 業界団体で定めるアプリケーションプロファイルでコードリストを公開することを推奨する。その際、コードリストの値としては、以下のような値が含まれることが望ましい。ただし、その他の値を設定してもよい。
【コードリストの値の例示】譲渡/利用許諾/共同利用
出現回数 0..1

 

項目No 302020, プロパティ:秘密保持義務

プロパティ名称 dsacat:nda
見出し 秘密保持義務
定義 データ購入者に、秘密保持義務を含む、契約の締結や規約への同意を求めるかを示す。
値域 rdfs:Literal
使い方 データ購入者に同意を求めるか、求めないか、についてテキストで記載する。
出現回数 0..1

 

項目No 302030, プロパティ:利用用途

プロパティ名称 dsacat:allowedUsage
見出し 利用用途
定義 どの用途であれば、利用を認めるかを示す。
値域 rdfs:Literal
使い方 許諾する利用用途について自由形式のテキストで記載する。
※ 業界団体で定めるアプリケーションプロファイルでコードリストを公開することを推奨する。その際、コードリストの値としては、以下のような値が含まれることが望ましい。ただし、その他の値を設定してもよい。
【コードリストの値の例示】商用利用/研究利用/教育利用/制限なし/個別調整
出現回数 0..n

 

 

3.3. 「利用条件」クラスで用いる語彙

 

項目No 303000, クラス:利用条件

クラス名称 dsacat:TermsOfUse
見出し 利用条件
定義 データの利用条件や開示範囲、派生データの利用権など、販売しようとしているデータの利用条件を記載するためのクラスである。
使い方 利用条件に関する情報を示すために用いる。

 

項目No 303010, プロパティ:利用状況の把握

プロパティ名称 dsacat:understandingUsageState
見出し 利用状況の把握
定義 データ利用者に対して、提供前の審査や、利用状況の報告、システムによる管理・監視などを求めるかを示す。
値域 rdfs:Literal
使い方 利用状況の把握について求める内容を自由形式のテキストで記載する。
※ 業界団体で定めるアプリケーションプロファイルでコードリストを公開することを推奨する。その際、コードリストの値としては、以下のような値が含まれることが望ましい。ただし、その他の値を設定してもよい。
【コードリストの値の例示】事前審査あり/データにアクセスする人員の誓約書有り/利用状況の報告あり/システムによる管理・監視あり/オンサイト利用
出現回数 0..n

 

項目No 303020, プロパティ:開示範囲

プロパティ名称 dsacat:scopeOfDisclosure
見出し 開示範囲
定義 データ提供者に前もって知らせなくても、データ購入者がデータを開示してよい範囲を示す。
値域 rdfs:Literal
使い方 データ購入者がデータ提供者に断りなく開示してよい範囲について自由形式のテキストで記載する。
※ 業界団体で定めるアプリケーションプロファイルでコードリストを公開することを推奨する。その際、コードリストの値としては、以下のような値が含まれることが望ましい。ただし、その他の値を設定してもよい。
【コードリストの値の例示】担当者限り/自部門/自社/グループ会社/個別相談
出現回数 0..1

 

項目No 303030, プロパティ:第三者への開示要件

プロパティ名称 dsacat:requirementsForDisclosure
見出し 第三者への開示要件
定義 第三者への開示を許容する場合に、データ購入者とは異なる条件を、第三者に対して求める場合の当該条件(場所や施設等が特定可能な情報は削除する、など)を示す。
値域 rdfs:Literal
使い方 データ購入者とは異なる条件を、第三者に対して求める場合には、当該条件(場所や施設等が特定可能な情報は削除する、など)を自由に記載する、もしくは、条件の記載されたURLを記載する。
出現回数 0..1

 

項目No 303040, プロパティ:データ購入者の制限

プロパティ名称 dsacat:restrictionsOnDataPurchasers
見出し データ購入者の制限
定義 データ購入者の制限(例えば、委託先の購入は禁止、など)を示す。
値域 rdfs:Literal
使い方 データ購入者の制限について求めるものがある場合には、自由に記載する。
出現回数 0..1

 

項目No 303050, プロパティ:データ活用地域

プロパティ名称 dsacat:permissibleRegion
見出し データ活用地域
定義 データを活用可能な国や地域を示す。
値域 rdfs:Literal
使い方 データを活用可能な国や地域(米国、日本など)を記載する。
※ 業界団体で定めるアプリケーションプロファイルでコードリストを適用・公開することを推奨する。
出現回数 0..n

 

項目No 303060, プロパティ:注意事項

プロパティ名称 dsacat:notices
見出し 注意事項
定義 データを利用するにあたって、注意を要する事項を示す。
値域 rdfs:Literal
使い方 データの利用に関する注意事項を自由に記載する。
例:ダウンロード回数に制限があります(1ヶ月あたり10回まで)
出現回数 0..1

 

項目No 303070, プロパティ:派生データの利用権

プロパティ名称 dsacat:rightToUseDerivedData
見出し 派生データの利用権
定義 派生データの利用権は、誰にあると考えているかを示す。
値域 rdfs:Literal
使い方 派生データの利用権の所有者について自由形式のテキストで記載する。
※ 業界団体で定めるアプリケーションプロファイルでコードリストを公開することを推奨する。その際、コードリストの値としては、以下のような値が含まれることが望ましい。ただし、その他の値を設定してもよい。
【コードリストの値の例示】データ提供者/データ利用者とデータ提供者/データ利用者/その他の利害関係者/個別相談
出現回数 0..1

 

 

3.4. 「データ保護要件」クラスで用いる語彙

 

項目No 304000, クラス:データ保護要件

クラス名称 dsacat:DataProtectionRequirements
見出し データ保護要件
定義 提供するデータの性質(パーソナルデータの類別)や、当該データの保護のために、データ利用者に求める資格や、管理方法、等の要件について記載するためのクラスである。
使い方 データ保護要件に関する情報を示すために用いる。

 

項目No 304010, プロパティ:パーソナルデータの類別

プロパティ名称 dsacat:containedPersonalDataType
見出し パーソナルデータの類別
定義 提供するパーソナルデータの類別を示す。
値域 rdfs:Literal
使い方 パーソナルデータの種別について自由形式のテキストで記載してください。
※ 業界団体で定めるアプリケーションプロファイルでコードリストを公開することを推奨する。その際、コードリストの値としては、以下のような値が含まれることが望ましい。ただし、その他の値を設定してもよい。
【コードリストの値の例示】個人情報(要配慮個人情報を含む)/個人情報(要配慮個人情報を含まない)/匿名加工情報/非識別加工情報/非個人情報
出現回数 0..1

 

項目No 304020, プロパティ:データ利用者に求める資格

プロパティ名称 dsacat:qualificationsRequired
見出し データ利用者に求める資格
定義 セキュリティやプライバシー保護のために、データ利用者に求める資格や、規格への準拠を求めることを示す。
値域 rdfs:Literal
使い方 データ利用者に、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)認証取得、CBPR(APEC越境プライバシールール)認証取得、Pマーク等のプライバシー保護に関する資格取得等への準拠を求める場合は、該当する資格や規格等の名称やURLなどを記載する。
出現回数 0..1

 

項目No 304030, プロパティ:データの管理要件

プロパティ名称 dsacat:dataManagementRequirement
見出し データの管理要件
定義 データ利用者に対して、提供データの管理方法について求めるものを示す。
値域 rdfs:Literal
使い方 データ利用者に、他のデータと区別して管理・保管させる、インターネットへの接続禁止、毎回利用の度にデータを削除、など、提供データの管理方法について求めるものがある場合には、自由に記載する。
出現回数 0..1

 

 

3.5. 「利用期間」クラスで用いる語彙

 

項目No 305000, クラス:利用期間

クラス名称 dsacat:UsagePeriod
見出し 利用期間
定義 データの利用期限、有効期限を記載するためのクラスである。
使い方 利用期間に関する情報を示すために用いる。

 

項目No 305010, プロパティ:データの有効期間

プロパティ名称 dsacat:dataEffectivePeriod
見出し データの有効期間
定義 年月の経過や制度改定によって、データが無効になることはあるかどうかを示す。明確な有効期限がある場合は、開始日と終了日を示す。
値域 dct:PeriodOfTime
使い方 データが有効な期間をdct:PeriodOfTimeクラスのプロパティ(「開始日」「終了日」)を用いて以下の内容を記載する。
・対象期間開始日(対象期間開始日のみも可)
・対象期間終了日(対象期間終了日のみも可)
例えば、期限が切れるデータ、消費税や運賃と関連するデータ等。
省略時は無制限とする。
出現回数 0..1

 

項目No 305020, プロパティ:データの有効期間(説明)

プロパティ名称 dsacat:dataEffectivePeriod_explanation
見出し データの有効期間(説明)
定義 「データの有効期間」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「データの有効期間」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..1

 

項目No 305030, プロパティ:利用ライセンスの期限

プロパティ名称 dsacat:usageLicensePeriod
見出し 利用ライセンスの期限
定義 データ購入者が、データを利用できる期間を示す。
値域 rdfs:Literal
使い方 データを利用できる期間をW3C XML Schemaのデータ型、xsd:durationの形式の文字列(ISO8601の期間に準拠した文字列)を用いて記載する。
例:P6M、P1Y
出現回数 0..1

 

項目No 305040, プロパティ:利用ライセンスの期限(説明)

プロパティ名称 dsacat:usageLicensePeriod_explanation
見出し 利用ライセンスの期限(説明)
定義 「利用ライセンスの期限」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「利用ライセンスの期限」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..1

 

 

3.6. 「価格および請求」クラスで用いる語彙

 

項目No 306000, クラス:価格および請求

クラス名称 dsacat:Pricing
見出し 価格および請求
定義 販売価格や請求方法について記載するためのクラスである。
使い方 価格や請求に関する情報を示すために用いる。

 

項目No 306010, プロパティ:請求類型

プロパティ名称 dsacat:billingType
見出し 請求類型
定義 データ購入者に、求める請求方法を示す。
値域 rdfs:Literal
使い方 データ購入者に求める請求類型について、自由形式のテキストで記載する。
※ 業界団体で定めるアプリケーションプロファイルでコードリストを公開することを推奨する。
その際、コードリストの値としては、以下のような値が含まれることが望ましい。ただし、その他の値を設定してもよい。
【コードリストの値の例示】固定料金 / 従量課金 / 売上配分 / 請求無し
出現回数 0..1

 

項目No 306020, プロパティ:課金単位

プロパティ名称 dsacat:billingUnit
見出し 課金単位
定義 データ購入者に、どのような形で課金を求めるか、示す。
値域 rdfs:Literal
使い方 データ購入者に、どのような形で課金を求めるか、記載する。
(データ数あたり、利用者数あたり、APIコールあたり、利用期間あたり、等)
出現回数 0..1

 

項目No 306030, プロパティ:価格帯

プロパティ名称 dsacat:priceRange
見出し 価格帯
定義 このデータを販売する価格帯を示す。
値域 schema:PriceSpecification
使い方 データを販売する価格帯について、schema:PriceSpecificationクラスのプロパティを用いて以下の内容を記載する。通貨単位に関しては、通貨単位コードを参照し、プロパティの値として設定する。
・下限価格(省略可)
・上限価格(省略可)
・価格(省略可)
・通貨単位(省略可)
出現回数 0..1

 

項目No 306040, プロパティ:価格帯(説明)

プロパティ名称 dsacat:priceRange_explanation
見出し 価格帯(説明)
定義 「価格帯」についての人可読な説明文である。
値域 rdfs:Literal
使い方 カタログにて「価格帯」を提供する際に、人可読な説明を提供する目的で用いる。
出現回数 0..1

 

項目No 306050, プロパティ:データ販売に関わる特記事項

プロパティ名称 dsacat:noticesOfPrice
見出し データ販売に関わる特記事項
定義 このデータ販売に関わる特記事項を示す。
値域 rdfs:Literal
使い方 このデータ販売に関わる特記事項を記載する。(例えば、初回30日間無料、長期契約にて優待価格で提供、など)
出現回数 0..1

 

項目No 306060, プロパティ:請求頻度

プロパティ名称 dsacat:billingFrequency
見出し 請求頻度
定義 データ購入者への請求頻度を示す。
値域 rdfs:Literal
使い方 データ購入者への請求頻度について、自由形式のテキストで記載する。
※ 業界団体で定めるアプリケーションプロファイルでコードリストを公開することを推奨する。
その際、コードリストの値としては、以下のような値が含まれることが望ましい。ただし、その他の値を設定してもよい。
【コードリストの値の例示】毎年/毎四半期/毎月/毎週/毎日/利用ごとに課金/購入時に一括/未定
出現回数 0..1

 

 

3.7. 「保証」クラスで用いる語彙

 

項目No 307000, クラス:保証

クラス名称 dsacat:Warranty
見出し 保証
定義 データ提供者として保証できることや、準拠法の対象国について記載するためのクラスである。
使い方 保証に関する情報を示すために用いる。

 

項目No 307010, プロパティ:明示された保証

プロパティ名称 dsacat:expressedWarranty
見出し 明示された保証
定義 データ利用者に対して、保証することを示す。
値域 rdfs:Literal
使い方 データ利用者に対して、保証することがあれば自由に記載する。
(データ主体となる個人の本人同意が得られている、測定機器が公的検定をうけている、第三者のデータベース著作物を提供するに際しライセンスをクリアしている、など)
出現回数 0..1

 

項目No 307020, プロパティ:準拠法の対象国

プロパティ名称 dsacat:governingLaw
見出し 準拠法の対象国
定義 データ購入者に、どの国・地域の法律に準拠することを求めるかを示す。
値域 rdfs:Literal
使い方 準拠法の対象国・地域を記載する。
出現回数 0..1

 

参考文献

[W3C RDF11-SCHEMA]
W3C. RDF Schema 1.1. Dan Brickley; Ramanathan Guha. W3C Recommendation.
URL: https://www.w3.org/TR/rdf-schema/
Copyright© 2004-2014 W3C®(MIT, ERCIM, Keio, Beihang)

[W3C VOCAB-SSN-20171019]
W3C. Semantic Sensor Network Ontology. W3C Recommendation 19 October 2017.
URL: https://www.w3.org/TR/2017/REC-vocab-ssn-20171019/
Copyright© 2017 OGC & W3C®(MIT, ERCIM, Keio, Beihang)

[DCTERMS]
DCMI Metadata Terms. DCMI Usage Board. DCMI. 2020-01-20. DCMI Recommendation.
URL: http://dublincore.org/specifications/dublin-core/dcmi-terms/2020-01-20/

[SCHEMA.ORG]
Schema.org.
URL: http://schema.org/