データ取引市場参入・参加ガイドラインv2

データ取引市場参入・参加ガイドラインv2を公開しました

データ取引市場は、世の中に遍在するデータと、潜在的なデータ利用者を、市場機能を用いて結びつけるための「場」として、データ流通の発展に寄与することが期待されており、団体設立以来、運用基準検討委員会を設置してそのあるべき仕組みについて議論してきました。
しかし、一方で、多種多様なデータ取引市場が乱立すると、データ取引の参加者にとって、利便性が低下するのみならず、データ取引市場に対する社会的な信用も失いかねません。そこで、DSAでは、データ取引市場を運営している事業者(予定者含む)に対して、DSAが考えるデータ取引市場が有すべき機能を整理し、その機能を実現するための要件を取りまとめました。
また、データ取引市場への参加者であるデータ提供者及びデータ受領者にとっても、データ取引市場に参加する場合の要件を理解するために有用であると考え本書を公開します。

データ取引市場参入・参加ガイドラインv2

本書の構成

  1. 本ガイドラインはその適用範囲とデータ取引市場におけるパーソナルデータの安心・安全への取り組みの考え方を明らかにしたうえで、データ社会推進協議会が考えるデータ取引市場が備えるべき要件を整理した。
  2. 本ガイドラインでは、データ取引市場が備えるべき要件について、それぞれの要件を「考え方」と「要求事項」に区分して記載している。
  3. 各要件の「考え方」は、各要件をどのように解釈し、その解釈に基づいて導き出される具体的な指針に至るまでの考え方の過程を示している。
  4. 「要求事項」は、各要件を満たすために適用すべき具体的な指針を示している。
  5. データ取引市場が備えるべき要件のうち、「データ取引市場への参加資格」については、「参加資格の例示」を記載している。これは信頼性の高いデータ取引市場を実現するためには、信頼性の高い参加者がデータ取引市場に参加していることが重要であると考えたためである。
公開日 2023年6月9日
更新日 v2:2023年12月27日
作成者 一般社団法人データ社会推進協議会
4011005007414
著作権者 一般社団法人データ社会推進協議会
4011005007414

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