契約に基づくデータ取引の履行と検証を行うための要件と支援技術の解説

本ホワイトペーパー「契約に基づくデータ取引の履行と検証を行うための要件と支援技術の解説」は、一般社団法人データ社会推進協議会(DSA)が、契約に基づく組織間のデータ取引を正しく履行するために必要な要件を整理し、要件を実現するための現在利用可能な支援技術についてまとめた文書です。

本書では、データ取引の履行において、データ提供者とデータ利用者、そしてデータ生成における被観測者といった関係者がどのような懸念・不安を抱くか。そして懸念・不安を払拭するために必要な要件は何か、要件を満たすために採用できる技術に何があるかを明確にしていきます。

データ流通を推進するにあたっての課題と懸念・不安

データ流通を推進するにあたっての課題と懸念・不安(本文より)

 

公開日 2022年9月2日
作成者 一般社団法人データ社会推進協議会
4011005007414
著作権者 一般社団法人データ社会推進協議会
4011005007414

ホワイトペーパー

  • 契約に基づくデータ取引の履行と検証を行うための要件と支援技術の解説(PDF54ページ 2,385KB)
    • 背景
      安心・安全なデータ流通の実現は喫緊の課題であり、DSAの使命です。組織を超えてデータの提供者および利用者が互いに安全で信頼性の高いデータ流通・活用を行うために、データの提供や利用に関係する正当なステークホルダーが契約を行い、その契約を正しく履行する必要があります。
      DSAは、契約に基づいた組織間データ取引の正しさについて社会の共通理解を促すため、その要件と支援技術を整理することとしました。
    • 概要
      内閣府知財戦略推進事務局「プラットフォームにおけるデータ取扱いルールの実装ガイダンスver1.0」(外部サイト)で整理されたデータ取引のステークホルダーおよびその関心事等を参照し、組織間データ取引の正しい履行に必要な要件と要件を実現するため現在利用可能な支援技術を整理しました。技術要件は契約履行を確実にするための「制御技術」、データ取引が契約に合致していることを検証するための「トレース技術」に分けて整理しました。また、技術のみによって満たされない要件については、制約事項や前提条件を付記しています。

ご利用にあたって

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